8月7日頃は「立秋」!なぜ真夏なのに秋?「二十四節気」の基本と「夏バテ・冷えバテ」を吹き飛ばす東洋医学の智慧をお教えします。
連日厳しい暑さが続いていますが、カレンダーを見ると8月7日頃(年によっては8月8日頃)は「立秋(りっしゅう)」という日になっています。
「えっ、こんなに猛暑なのに秋…!?」と思いますよね。
今回は、知っているようで知らない「二十四節気(にじゅうしせっき)」のお話と、この時期に起こりやすい「夏バテ・冷えバテ」を解消するツボをご紹介します!
そもそも「二十四節気(にじゅうしせっき)」ってなに?
みなさんは「立春」や「夏至」「冬至」といった言葉を聞いたことがありませんか?
これらはすべて「二十四節気」の仲間の名前です。
昔の人々は、太陽の動きをもとに1年を24等分し、それぞれの季節に名前をつけました。これが「二十四節気」です。約15日ごとに季節が移り変わっていきます。
東洋医学では、古くからこの二十四節気のサイクルを大切にしてきました。
なぜなら、「自然界の季節の変化と、人間のからだの状態は連動している」と考えられているからです。
なぜ猛暑なのに「立秋(秋の始まり)」なの?
「立秋」は文字通り“秋が立つ(始まる)”という意味ですが、現代の感覚だと「一番暑い時期」ですよね。
実は、二十四節気は「目に見える気温の変化」よりも
「目に見えないエネルギーの変化(太陽の長さなど)」を捉えています。

夏至(6月下旬)をピークに太陽の力は少しずつ弱まり始めており、気候としては真夏ですが、自然界の深いところでは「静かに秋の準備が始まっている」のが立秋のタイミングなのです。
真夏と秋の気配が混ざり合う「立秋」は、からだの疲れがピークに!
立秋のころは、表面的な「猛暑」と、内側で始まりつつある「秋の気配(寒暖差や乾燥)」が混ざり合う時期です。

さらに、連日の猛暑による体力の消耗、冷房の効きすぎた部屋と外の「寒暖差」、冷たいジュースやアイスの摂りすぎによる「胃腸の冷え」などが積み重なり、自律神経が悲鳴をあげて「なんだか体が重だるい」「食欲が出ない」「寝ても疲れが取れない」といった「夏バテ・冷えバテ」が一番出やすくなります。

今すぐ押せる!夏の疲れをリセットするツボ
「足三里(あしさんり)」
弱った胃腸を元気にし、全身のパワーを蘇らせてくれる東洋医学屈指の超有名ツボをご紹介します!

▼ツボの名前:足三里(あしさんり)
どこにあるの?
膝のお皿の下、外側の凹みから「指4本分」下がったところにあります。すねの骨の外側にある凹みです。
▼押し方のコツ
親指を当て、すねの骨に向かって「グ〜ッ」と痛気持ちいい強さで5秒間押します。左右交互に3〜5回繰り返してみましょう。
▼歴史の豆知識
松尾芭蕉の『奥の細道』でも「足三里にお灸をすえて旅に出た」と書かれているほど、昔から長旅の疲労回復や胃腸の健康に愛されてきた万能のツボなんですよ!
おわりに:自然の流れに合わせてからだを整える「鍼灸」の世界
「二十四節気」のように、季節のうつり変わりを感じ取り、その時期に応じたツボや生活習慣でからだを整える――。これが東洋医学や鍼灸の魅力です。
鍼灸師は、単に痛いところを治すだけでなく、「季節や環境の変化に負けないからだ作り」をサポートする予防医学のプロフェッショナルでもあります。
「からだの仕組みっておもしろいな!」
「東洋医学やツボについてもっと知りたい!」
そう思った方は、ぜひ本校のオープンキャンパスにお越しください。実際のツボ探しやお灸の体験など、楽しく学べるイベントを開催中です!
次回の二十四節気ブログもお楽しみに!

