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ココロとカラダを整える「魔法の色」〜東洋医学に学ぶ、四季の食養生〜

2026-05-18

毎日を忙しく過ごしていると、つい自分の体の声を聞き逃してしまいがちですよね。
「なんとなく元気が出ない」「季節が変わるたびに風邪をひいてしまう」
そんなとき、キッチンから始められる一番身近なケアがあるのをご存知ですか?

東洋医学には「五行」という考え方があります。これは、自然界のすべてを・金・の5つのグループに分けること。
実は、季節や体の中の臓器、そして「食べ物の色」もこのグループでつながっています。
今回は、その季節ごとに取り入れたい「ラッキーカラーの食材」をご紹介します。
今日のお買い物から、ぜひ意識してみてくださいね。

春:芽吹きの季節は「青(緑)」でリフレッシュ

冬の間じっとしていた動植物が動き出す春は、私たちの体もデトックスモードに入ります。この時期に頑張りすぎてしまうのが、自律神経を整える「肝(かん)」という場所。ここが疲れると、イライラしたり、目が疲れたり、なんだかソワソワ落ち着かなくなってしまいます。
 
    意識したい色:青(緑)

    おすすめの食材:菜の花、春菊、アスパラ、セロリ、キャベツ


  養生のヒント:春の苦味がある野菜は、冬に溜まった余分なものを外に出すお手伝いをしてくれます。香りの良いセロリやハーブも、滞った気持ちをスーッと流してくれますよ。

夏:まぶしい太陽の季節は「」で元気をチャージ

エネルギーが溢れる夏。でも厳しい暑さは心臓(心:しん)に負担をかけ、動悸やのぼせ、不眠を招くこともあります。汗と一緒に、大事なエネルギーも逃げてしまいがちです。
 
  意識したい色:赤
 
  おすすめの食材: トマト、スイカ、赤ピーマン、小豆、赤身の魚

 
  養生のヒント: トマトやスイカなどの「赤い野菜」は、体にこもった熱を優しく冷まし、潤いを与えてくれます。ただし、冷たいものの摂りすぎは胃腸がびっくりしてしまうので、ほどほどに。

秋:風が冷たくなる季節は「」でしっとり潤う

空気が乾燥してくる秋は、呼吸器系の「肺(はい)」が乾燥にさらされます。喉がイガイガしたり、お肌がカサついたり、風邪をひきやすくなるのもこの時期のサインです。
 
  意識したい色:白
 
  おすすめの食材: 蓮根、大根、長芋、梨、白ごま、豆腐

 
  養生のヒント: 白い食材には、体を内側から「潤す力」があります。特に長芋や蓮根は、これからの寒い冬に向けて免疫力の土台を作ってくれる心強い味方です。

冬:静かにパワーを蓄える季節は「」でアンチエイジング

寒さが厳しい冬は、生命力の源である「腎(じん)」を労わる季節。ここは老化や若々しさに関わる大切な場所です。冷えによってこの力が弱まると、足腰の重だるさや、疲れやすさを感じやすくなります。
 
  意識したい色:黒 
 
  おすすめの食材: 黒豆、黒ごま、ひじき、黒きくらげ、ごぼう、蕎麦 

 
  養生のヒント: 黒い食材は、生命力をチャージしてくれる「元気の源」。温かい煮込み料理など、体を芯から温める調理法で、ゆっくりとエネルギーを蓄えていきましょう。

季節の変わり目(土用):胃腸を休める「

季節のバトンタッチの時期(土用)は、疲れが出やすく胃腸が弱りがち。そんなときは「黄色」の出番です。
 
  意識したい色:黄 
 
  おすすめの食材: かぼちゃ、さつまいも、とうもろこし、栗 

 
  養生のヒント: ほっこり甘い黄色の食材は、弱った胃腸を優しく癒してくれます。季節の変わり目にしっかりお腹を整えることで、次の季節を笑顔で迎えることができます。

さいごに

「食養生」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、実はとってもシンプル。
スーパーで見かける「旬の野菜」は、その時期に必要な色とパワーをちゃんと持っています。
「最近イライラするから、今日は緑のお野菜を多めにしようかな」「冬だから、黒ごまをたっぷりかけてみよう」
そんな風に、自分を労わる気持ちで色を選んでみてください。
体は、あなたが食べたものでできています。季節の色をおいしく取り入れてみましょう。

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