12月17日(日)に、3年間の集大成となる鍼灸学科3年生の総合実技試験を今年度も実施しました。
この試験は卒業実技試験として、3年間に学んだ知識・技術・態度を評価するもので、鍼灸を職業とする者にとって国家試験前に乗り越えなければならない大事な試験の一つです。
緊張感のある中、3年間学んできた 知識・技術・態度  ともにしっかりと発揮していました。

約30分間の試験時間の中で、卒業生や教員養成学科の学生に務めていただく標準模擬患者に対して医療面接、現代医学的・東洋医学的診察から、病態把握・弁証と治療方針・治療穴を考え、適切な治療を行うまでを教員が評価をします。鍼灸臨床に最も近い評価方法であり、「しっかりとした言葉遣いや態度での問診ができるか」「基本的な診察、手技、鍼灸施術が身についてるか」を確認しています。
合格基準は、卒業後すぐに開業ができるだけの知識と技術を備えているか否かで評価されます。
この試験によって本校卒業生の臨床能力が保証されています。

また、教員養成学科の1・2年生は、模擬評価者としても参加させていただき、将来教員として授業をするだけでなく、評価する力や観点などを養うことができ、学修を深める機会ともなっております。

そして3年生はいよいよ国家試験に向かって、ラストスパートです!!
放課後や授業前もお互いに励まし合いながら、毎日勉強に取り組んでいます!
そして、しっかりと体調管理をして、試験当日を迎えましょう!
鍼灸学科の教員は、これからも3年生を全面サポートします(^_-)-☆


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