12月18日(日)に、鍼灸学科3年生の総合実技試験が今年度も無事に終了しました。
この試験は卒業実技試験として、3年間に学んだ知識と技術を評価するもので、国家試験前に乗り越えなければならない大事な試験の一つです。
緊張感も伝わってきましたが、3年間知識・技術ともに学んできた集大成をしっかりと発揮していました。

約30分間の試験時間の中で、卒業生などに務めていただく標準模擬患者に対して医療面接、現代医学的・東洋医学的診察から、病態把握・弁証と治療方針・治療穴を考え、適切な治療を行うまでを教員が評価をする、鍼灸臨床そのものであり、「しっかりとした言葉遣いや態度での問診ができるか」「基本的な診察、手技、鍼灸施術が身についてるか」を確認しています。この試験によって本校卒業生の臨床能力が保証されています。

今回、模擬患者として卒後臨床研修生を中心とした卒業生にご協力いただきましたが、今後卒業生の皆様にも広くご協力をお願いできればと思っております。今後も後輩たちの技術の向上のため、サポートいただけますようお願いいたします。
また、教員養成学科の2年生は、はき実技試験に続き、今回の試験においても、模擬評価者として参加させていただき、将来教員として授業をするだけでなく、評価する力や観点などを養うことができ、学修を深める機会ともなっております。

そして3年生はいよいよ国家試験に向かって、最後の追い込みをかけます!
今年度の3年生もコロナ禍での3年間でしたが、お互いに励まし合いながら、毎日勉強に取り組んでいます!
試験当日まで、しっかりと体調管理をして、最後まであきらめず、あと少し頑張ろう!
鍼灸学科の教員一丸となって、3年生のみんなを全力サポートしています(*^^)v

 


  •  

  •