コロナ禍のなか、患者様および学生の感染拡大予防の観点から完全リモートによる臨床実習を行っています。
学生は、自宅で白衣姿になり身なりを整え、対面による臨床実習と同じ気持ちで2-3名のグループに分かれ、実習に参加しています。

臨床実習では、最初に教員・スタッフより患者様の状態について説明があり、次にiPadで患者様と対面しながら医療面接を行います。理学検査(徒手検査)については、学生の指示を聞きながら教員・スタッフが実施して進めていきます。

臨床実習Ⅲは、教員の補助を行いながら臨床実習を行うことが目的なので施術については、教員が行います。

リモートによる臨床では、リアルな臨床現場での雰囲気を学ぶことができませんが、施術部位を拡大して確認できること、多くの患者様に実習させていただくことができるなどのメリットも多いこともわかりました。本校では、 今後も ICTを活用し、対面とリモートの良い点を活かしながら「はり師・きゅう師」を育成していきたいと考えています。

 



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