11月22日(日)に3年間の集大成となる総合実技試験を今年度も実施しました。

この試験は卒業実技試験として、3年間に学んだ知識と技術を試されるもので、国家試験前に乗り越えなければならない大事な試験となります。

今年度は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から試験内容を検討してきましたが、従来卒業生を中心としてご協力いただいていたSP(模擬患者)を本校附属鍼灸治療所の臨床研修生に限って募集し、従来通りの内容で実施することとしました。
試験内容は約30分間の試験時間の中で、SP(模擬患者)に対して医療面接、現代医学的・東洋医学的検査を行い、病態把握と治療方針・治療穴を書き出して、適切な治療を行うまでを教員が評価をする、鍼灸臨床に近いものとしており、この試験によって本校卒業生の臨床能力が保証されています。

この試験は今年で13回目を迎えましたが、毎年SP(模擬患者)としてご協力いただいている卒業生の皆さんの力によって実施できています。今年度ご協力いただいた卒後臨床研修生の皆さんをはじめ、これまでご協力いただいたみなさんに心からお礼を申し上げます。
次年度は、コロナウイルスの影響がなく、また卒業生の皆様に広くご協力をお願いできることを願っています。その際にはどうぞよろしくお願いいたします。

そして、3年生はいよいよ国家試験に向けてラストスパート!
今年度の3年生はコロナ禍での国家試験となりますが、体調管理を徹底して、最後まであきらめず、突き進んでいってください!
鍼灸学科の教員一丸となって、3年生みんなを全力でサポートします!!