本学院創設に多大なる功績を残された故谷口健藏先生の生誕100周年を迎えるにあたり、明治東洋医学院専門学校同窓会が、「生誕100周年記念事業」を計画し、その一環として、先生のご功績を称える顕彰碑が建立され、5月26日完成披露の除幕式が挙行されました。
当日は、晴天に恵まれ、姉妹校である明治国際医療大学の地元南丹市の西村市長、片山京都府議会議員をお招きし、谷口健藏先生と生前懇意にしていただいた知人、地元の方々、谷口健藏先生が理事長を務められた社会福祉法人日吉たには会の関係の皆様、大学及び専門学校の同窓生、関係企業、法人の役員、教職員及び退職者、凡そ250人が集い、ガーデンパーティー形式の懇親会や本事業で整備された実習協力施設はぎの里(日吉たには会)への遊歩道のお披露目が行われました。

谷口健藏先生の紹介


谷口健藏先生は、大正8年7月23日大阪府東大阪に生誕され、「明治鍼灸学校」を卒業後、鍼灸治療所を開設、昭和34年には、「明治鍼灸専門学校」(旧校名 山崎鍼灸学院)に勤務され、「明治鍼灸専門学校」(現 明治東洋医学院専門学校)の再建に同胞の志とともにご尽力されました。昭和47年には、「学校法人 明治東洋医学院」の理事長に就任され、鍼灸業界の長年の悲願であった、大学の創設に情熱を尽くされ、日本の鍼灸師教育制度に改革の道を拓き、鍼灸業界発展の礎として多大な功績を残されました。