今年度も卒業生の先生方を対象とした平成30年度専門臨床研修会を開催しております。
今年も、鍼灸分野・柔整分野での研修会を開催しており、今年度最後の鍼灸分野の内容をテーマで1月27日(日)に開催いたしました。

今回のテーマは、『ストレスに対する鍼灸臨床での有効な対応策~内分泌機能と運動機能を中心に~』と題し、本校の鍼灸学科教員の本城久司先生に講義と実技をご教授いただきました。

第1部の講義では、現在の社会背景の中で増えているストレスや高齢者化社会におけるうつの問題などへの鍼灸臨床の面からの対応策についてお話いただきました。
第2部、第3部では、第1部の講義の内容をふまえて、鍼灸臨床がストレスケアを心身両面から支えられるよう、最新の知見をもとにして、診察・治療について先生によるデモンストレーションがされ、受講生の皆様にも実際に実技を学んでいただきました。

受講生の皆様は、誰しもが抱える心や体の症状ともあり、実技では実際にその変化や効果を実感しながら、技術の習得に大変熱心に取り組まれてました。
実技の合間や、講義終了後にも質問される姿などがあり、大変有意義な研修会になったと思います。

【受講生の皆様の感想(一部抜粋)】
・とても興味深く受講できた。
・毎年非常にレベルの高い話で、臨床にすぐ役立つ内容で助かる。
・大変大きな刺激になった。

次回は柔整分野をテーマに2月3日(日)『美容柔整の考え方とその実施』を講義と実技で開催します。