今年度も卒業生の先生方を対象とした平成30年度専門臨床研修会を開催しております。
今年も、鍼灸分野・柔整分野での研修会を開催させていただくことになっており、今回は鍼灸分野の内容をテーマに8月5日(日)に開催いたしました。

今回のテーマは、『パーキンソン病に対する鍼灸治療-明治国際医療大学での実践-』と題し、明治国際医療大学特任教授であり、大学附属京都駅前鍼灸院にて臨床されている江川雅人先生を講師に迎え、講義と実技をご教授いただきました。

第1部の講義では、パーキンソン病についての理解を深めていただき、その多彩な症状や治療方法を呈示し、大学で実践している鍼灸治療の方法と効果について、症例をふまえお話いただきました。
第2部、第3部では、第1部の講義をふまえながら、鍼灸施術とともに本疾患の評価方法についても実技が行なわれました。

受講生の皆様は、講義や実技の際は、臨床ですぐに実践できるように知識や技術を習得しようと質問されたり、先生の技術を見逃さないように見ておられるなど大変有意義な研修会となりました。

【受講生の皆様の感想(一部抜粋)】
・非常に満足した。パーキンソンの可能性を感じた。
・現場ですぐに活かしていきたい。
・大変勉強になった。

次回は10月7日(日)鍼灸分野『鍼灸臨床に必要な痛みの知識と鍼手技~トリガーポイントから鍼通電・セルフケアまで~』を講義と実技で開催します。