明友会研修会は、会場での講演聴講およびオンライン(Web)聴講のハイブリッド方式といたします。
万障お繰り合わせの上、多数の先生方のご参加お待ちしております。
なお、オンライン(Web)準備のために、事前申込(オンライン参加希望者は必須)をお願いします。
※オンライン参加をお申込みの方については、申込時に入力されるメールアドレスは、携帯のキャリアメールは受信エラーの場合がありますので、連絡がつくパソコンなどのメールアドレスをご入力ください。
テーマ:『災害時における鍼灸治療』
[第1部]13:00~14:30
災害鍼灸:現状と課題(仮)
講師 小野 直哉 先生
日本災害鍼灸マッサージ連絡協議会(JLCDAM)世話人
(公財)未来工学研究所 特別研究員
明治国際医療大学 客員教授
災害には地震や台風などの自然災害と、戦争や原発事故などの人為的災害がある。海外では、キューバ政府による災害医療への鍼灸の利活用や、米軍における戦場鍼の開発と利活用など、災害現場で鍼灸が組織的に利活用されている。日本では、東日本大震災以降、鍼灸関連団体による災害支援活動が活発化したが、多職種連携・多団体協働における指揮命令系統や情報共有の窓口一本化が課題であった。これを背景に2018年、日本災害鍼灸マッサージ連絡協議会(JLCDAM)が設立され、団体間の相互理解と有機的連携を基盤とした枠組みづくりが進められている。一方で、災害鍼灸の教育やカルテの共通化、自治体との協定、持続的活動資金の確保など、平時からの体制整備が今後の重要な課題である。本講演では、これら災害鍼灸の現状と課題を概説する。
[第2部]14:40~16:10
被災地に寄り添う鍼灸の力
―熊本地震からDSAM結成、そして未来の災害医療へ―
講師 堀口 正剛 先生
公益社団法人 大阪府鍼灸師会会長
災害が発生した際、鍼灸師には何ができるのか。かつては個別のボランティア活動に留まっていた災害支援は、2016年の熊本地震を契機に、日本鍼灸師会と全日本鍼灸マッサージ師会が手を取り合う「DSAM」の結成により、組織的な活動へと大きく進化を遂げました。
本講演では、災害鍼灸の草分けとして活動してきた演者が、避難所における生活不活発病等への対策、精神的ケアといった「鍼灸ならではの効果」から、多職種連携の中での立ち振る舞い、過誤を防ぐための注意点まで、実地経験に基づいた「現場のリアル」を共有し,これからを担う在校生および卒業生の皆様へ、有事の際、プロフェッショナルとして地域に貢献するための心構えと実践的な知識をお伝えします。
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