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明柔会学術大会開催(3月21日)のご案内

2021年02月26日

イベント

今年度2月28日(日)に予定しておりました明柔会学術大会を、下記のとおり3月21日(日)に延期し、実施することといたしましたのでお知らせいたします。
今回の学術大会においては、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点からオンデマンド(動画配信)による講演といたします。
感染症の収束が見えない中で皆様の学びの機会となればと、会員外(卒業生外)の方の聴講も可能といたしますので、ご案内いただければ幸いです。
なお、動画配信については申込いただ方にURLをお送りいたしますので、必ず申込フォームよりお申込みください。URL配信日は3月19日(金)を予定しております。

     ▶期  日:令和3年3月21日(日)

     ▶配信時間:午後1時00分~午後10時00分(9時間)

     ▶申込方法:申し込みフォーム  より申込。3月14日(日)申込締切

学術大会テーマ <腱板病変の選択的治療法 ~治せる病態を見分ける方法~> 

<趣旨・背景>
肩関節疾患の中で、関節運動制限を有する疾患の治療には難渋することが多い。これらの症状を訴える患者や選手の一日も早い社会復帰や競技復帰には症状発症までの正しいメカニズムを知り、医学的な見地・外科的所見から病変部位の把握をし、患者の利益を最優先し、的確な治療法を選択することが必要と考える。そして、このことは、観血的療法の対象者に対して、非観血療法を行うことを防げることから、セラピスト側にも有益になると考える。

 

【第1部】「肩関節 外傷と障害」 (60分)
 関目病院 廣岡 淳先生

 

いつも明治東洋医学院・谷口校長をはじめ、OBの先生方には、お世話になっていながら、不義理ばかりで申し訳ございません。今回このような機会を頂戴し、有難く思っております。
柔道整復師業界が厚生省や医師会から敵対視され大変厳しい折、このコロナ渦でさらに窮地に陥っておられるかとお察し申し上げます。
また、4月からは健康保険証がマイナンバー化され、レセプトの一元化がさらに強化されそうです。
コロナの予防接種が始まりましたが、終息にはまだまだ時間が必要かと思います。この厳しい時代を乗りきるためには、人とは違った知識や技術を身につけなければなりません。
そこで、今回は診断に難渋する肩関節の外傷や障害の診断のポイントについて症例画像を提示しながら、紹介をしたいと思います。
また、再発予防についても、実際現場で指導している先生にもお願いしておりますので、是非ご参考にしていただければ幸いです。

   キーワード:肩関節、診断ポイント、症例画像

 

 

【第2部】「肩関節の施術から投球動作ドリルとパフォーマンス向上に向けて」 (50分)
  橋本スポーツ鍼灸整骨院  橋本 真義先生

 

肩の投球障害で肩関節のみの評価や施術だけでは問題点の解決に至っていないと感じている中、今回は特にインピンジメント症候群の症状を主訴とする例に対して着目していく。
肩のインピンジメント症候群にはエクスターナルインピンジメントとインターナルインピンジメントがあり、治癒に向けて患部の病態把握はとても重要である。また、なぜこのような症状が発生したのかと患部のみにとらわれず、肩甲上腕関節・肩甲胸郭関節・体幹・下肢などの機能評価も必要と考え、単関節から複合関節へのアプローチも行なっている。
今回、日々の選手・患者さんへの多種あるアプローチ法の中から、施術・動作改善ドリル(投球動作指導)・パフォーマンス向上にむけてのトレーニング方法を、ごく一部だがご紹介させていただく。

   キーワード:投球障害、インピンジメント、肩甲骨、投球動作指導

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