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解剖見学実習を終えて

2015年07月07日

お知らせ

7月4日(土)に、鍼灸学科、柔整学科2・3年生を対象として奈良県立医科大学における解剖見学実習に参加させていただきました。

実習は御遺体に対する黙祷に続き、解剖学的説明が行われました。
学生の中には学校で1年次に学習した内容を思い出しながら、また、今学習したばかりの内容を一目見ようと、身を乗り出す場面も見受けられました。熱心に説明に耳を傾け、理解を深めようと積極的に質問をしている学生の様子も多数見られ、終始充実した実習時間となりました。

実習後の学生からは、
「普段教科書で見る臓器や骨筋の図ではわかりにくかったところが立体的に確認でき、イメージしやすくなった」
「大変勉強になった」
「この貴重な経験を今後の臨床に繋げていきたい」
などの、感想がありました。

鍼灸師、柔道整復師を志す学生にとって、人体の構造と機能を学ぶことは大変重要であり、解剖実習は医療の専門家となるために欠かすことができない学習であると、一緒に参加させていただいた教員共々、実感しました。この経験が今後の学習や臨床に役立つことを心から期待しています。

最後になりますが、ご遺体を提供してくださった方々、ご遺族の方々および今回このような貴重な機会を与えてくださった奈良県立医科大学の関係者の皆様に、教職員、学生一同ともに感謝の意を表します。誠にありがとうございました。

 

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