12月11日(日)に鍼灸学科3年生の総合実技試験が行われました。この試験は、3年間の集大成となる実技の卒業試験です。
12症例の模擬患者を卒業生などのボランティアに務めていただき、教員が評価者となり、学生1人に28分かけて実施されます。
模擬患者に対して医療面接、現代医学的・東洋医学的診察法、病態把握、鍼灸治療などが試験内容となり、鍼灸臨床で必要な知識・技能・態度が習得できているかを総合的に確認しています。
合格基準は、卒業後すぐに適切な治療と開業ができるだけの知識と技術を備えているか否かで、この試験によって、本校卒業生の鍼灸技能が保証されています。

試験終了後は、今年も模擬患者を務めていただいた卒業生たちとの懇親会も行われ、懐かしい学生時代の思い出で盛り上がったり、日々の情報交換や卒業生の方々の近況などを語りあうことができ、大変有意義な会となりました。
毎年、このように試験が実施することができるのも、後輩の技能向上に協力、支援してくれる卒業生のおかげです。
ご協力いただきました卒業生の皆様、誠にありがとうございました。


3年生は残すところ、国家試験が大きな試験となります!!
体調管理をしっかりして、ラストスパートに向けて、全力で頑張ってください!!鍼灸学科の先生方もみなさんを全力でサポートします!!



  •